世界農業遺産を巡る!?「九州山蕎麦セット」  

特集

宮崎のおいしいを届けるECサイト「みやざき食宝」の奥野です。

今回は、贈り物にもぴったりな宮崎県椎葉村の蕎麦屋「よこい処しいばや」が作る「九州山蕎麦」について詳しくご紹介していきます!

九州山蕎麦とは?

九州山地に位置する高千穂郷・椎葉山地域は、環境と共存した伝統的な農法が多く残されており、2015年(平成27年)に世界農業遺産の認定を受けました。この地域を構成する高千穂町・日之影町・五ヶ瀬町・諸塚村・椎葉村の5町村の特産品を活かして作られたのが「九州山蕎麦セット」です。

「次の世代に残すべき自然環境と、伝統の農業。その価値を多くの方に知ってもらいたい。」という思いと「世界農業遺産や5町村のPRにもなる商品が作れないか、各地域の特産品を形にしたい」そんな生産者の熱い思いが込められています。

世界農業遺産 高千穂峡・椎葉山地域

農林水産大臣賞受賞!

令和2年度、優良ふるさと中央食品コンクールにおいて「九州山蕎麦 世界農業遺産5種」が最高賞となる「農林水産大臣賞」を受賞しました。

このコンクールは、地域の特産品を活かして生産される「ふるさと食品」のうち、特に優れた成果を挙げたものを表彰しており、宮崎県の最高賞受賞は2013年(平成25年)の「ゴボチ」以来

九州山蕎麦の生みの親 よこい処しいばや

「よこい」とは椎葉村の方言で「休む」「休憩する」を意味します。

椎葉村は宮崎県の北西、九州中央山地に位置し、村に至るまではとても険しい道のりです。ゆっくりと休んで欲しい、そんな想いを込めて「よこい処しいばや」と店名になったそうです。

椎葉村には、先達より引き継がれてきた「かてーり」という精神が根付いています。「かてーり」とは、お互いを思いやり助け合う相互扶助を意味します。よこい処しいばやには「菓te-ri(カテーリ)」という洋菓子店も併設されており、宮崎バターサンドなども販売しています!

「菓te-ri」で販売されている宮崎バターサンド

5つの特徴、5つの味わいをご紹介!

【米そば】 高千穂町

高千穂産の米粉を使用し、もちもちと弾力のある食感が特徴です。高千穂町は棚田で育つお米が有名で、山間部特有の昼夜の寒暖差で美味しいお米が育ちます。

【ゆずそば】 日之影町

香り高い日之影ゆずを使用し、ふわりと心地よい柚子の香りと鮮やかな色が特徴です。寒さに強い特性を生かし主に山間部でさらなる生産が進み良質なゆずへと育ちます。

【釜炒り茶そば】 五ヶ瀬町

鮮やかな緑色と爽やかで豊かな風味が特徴です。全国的にも希少な釜炒り製法を伝承する五ヶ瀬の釜炒り茶。そんな五ヶ瀬町は日本有数の標高の高いお茶の産地です。朝夕の寒暖差が激しく、霧が立ちやすい気候条件と人の手を加えない自然なままの土壌が上質なお茶を育みます。

【椎茸そば】 諸塚村

椎茸栽培が盛んな諸塚産椎茸を使用し、口いっぱいに広がる芳醇な香りが特徴です。椎茸の名産地として知られる諸塚村では、手入れの行き届いた森林環境が世界に認められ2004年に国内初の※FSC認証を取得しました。(※豊かな森林を守っていく、持続可能な森林管理を世界に広めるための認証制度。)

【純そば】 椎葉村

伝統的な蕎麦作りが今もなお継承されている椎葉村。生産量が少ないゆえに希少な椎葉村産そば粉を使用し、素材の味を純粋に愉しめるそばに仕上げました。

華やかな5色を食卓に!

家族や親戚と楽しむことができ5色の山蕎麦が食卓を華やかにしてくれます。そばに合うように作られたあごだしつゆもセットですので、あとはお好きな薬味を準備するだけ!贈り物にも最適な化粧箱入りで、今の時期はお歳暮ギフトお年賀 としても人気があります。遠くに離れた家族や親戚にもお祝いとして喜ばれること間違いなしです!

最後に        

いかがでしたか。

それぞれのそばに特徴やこだわりがあり、食べ比べできるのは嬉しいですよね。

是非、皆さんもこの機会に5色のそばで世界農業遺産を巡ってみてください!

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